この記事では、過去に売れた商品を見つけて早くリサーチするための方法の解説になります。
この記事で説明する方法はあくまで1つの方法の例です。
過去売れていて、または利益が出ている商品が見つかる方法であればいろいろ試していただければ幸いです。
基本的な流れは下記の通りです。
- ebayで過去に売れた商品をリサーチする
- 仕入元を調べる
- 利益計算シートで利益が取れるか計算
- 条件に合う商品なら出品候補に追加
間違っても大丈夫ですので、どんどん実践してトライアンドエラーを積み重ねていきましょう!
また、わからない点があれば、ご質問いただければお答えしますので、気軽にご質問していただければと思います(^^)
テラピークでリサーチ
まず、ebayにあるリサーチツールのテラピークを開きます。
テラピークは2つ開くと次の工程に進む時に便利なので、2つ開いておきましょう。
続いて、キーワードリストからリサーチするためのキーワードを選んで入力し、Researchをクリックします。
今回は分かりやすいキーワードとして「dragon ball」で調べてみます。
キーワードリストには沢山のキーワードをリストアップしているので、
初めは自分の好きなキーワードをピックアップしていきましょう!
なれてくればリストにないキーワードでのリサーチもどんどんやってもらって大丈夫です。
このキーワードで調べると商品をたくさん見つけることが出来た!というキーワードがあればどんどんキーワードリストに追加していってみてください!
作業する時にリストから選べばいいだけなので、リストが豊富になれば作業が効率化できますよ😁
リサーチの条件設定
キーワード入力後、色々と条件を絞れる画面が出てくるので、そこから条件を絞っていきます。
条件は下記のように設定をお願いします
日数:90日以内の間で設定
価格:$100以上
セラーの国:Japan
※下のApplyを押さないと適用されません
それぞれの設定方法はこちらの画像をご覧ください。
・日数
・価格
・セラーの国
右側の「More filters」を選択します。
最後に画面に下記のように表示されれば条件が適用されています!
また、指定した条件は下記のようにロックをすることを忘れずにお願いします。
ロックを掛けなければキーワードを入れるたびに条件を指定するのでかなり手間です^^;
リサーチから除外するジャンル・商品
リサーチしていただくにあたり、除外していただきたいジャンルや商品を下記に記載します。
①Veroに引っかかるメーカー・ブランド(シートのVeroを確認)
②食品
③医薬品
④シャネル、ルイヴィトンなどのブランド品
⑤初音ミク系
特に①は要注意です!
メーカーによってはebayでの販売を禁止している所があるので、対象の商品を出品するとアカウントが止まってしまう可能性があります。
そしてebayが禁止しているリストを「Vero」と呼びます。
現在分かっているVeroのリストを利益計算シートに置いてありますので、リサーチの際はそこに当てはまらないように一度確認することをお願いいたします。
ただ、毎回確認するとなると面倒ですよね。
Vero対象かどうか確認したほうが良いのは、聞き慣れないブランドや海外ブランドになります。
リサーチするとよく出てくるおもちゃ関連はほとんど対象にならないので、フィギュアやぬいぐるみ関連をリサーチしている場合は気にする必要はありません。
また、僕の方でこれは怪しいかも?と感じた商品があれば連絡します。
商品を並び替える
条件を指定してキーワードを入力すると商品の一覧が出てきます!
左上のSoldとActiveについて説明します。
Sold:売れた商品リスト
Active:出品中の商品リスト
まずは「Sold」のリストから見ていきます。
SOLDが多い順(Total sold)、または最近売れた順(Date last sold)をクリックして並び替えましょう
上から順番に気になった商品をクリックしていきます(クリックすると自動で新しいタブで開かれます)
コツとしては、公式画像ではなく個人が撮った写真を使っている商品だけに絞ると良い商品が見つかりやすいです!
個人が撮った写真の例:背景が白くない、床の上で撮ったような写真、など
公式の写真や在庫を持っている人が撮っているような写真の例
公式画像や背景が白い画像を使っている商品は価格差が出ないことが多いので、慣れるまでは個人撮影の商品を狙っていきましょう!
ちなみに気になった商品は下記のように沢山新しいタブに貯めてから次の工程に進むと効率的ですよ!
出品価格をリサーチ
次に実際にどんな価格で他のセラーが出品しているのか調べていきます!
売れている商品でも、市場に比べて高すぎる価格で出品したら絶対に売れないので、この作業はとても大切です。
商品の最安値~5番目までの価格を調べる
まずはテラピークで最低価格を調べます。
ライバルの価格を見るときは「Active」を選択して見ていきます。
そして今回の対象商品はこちら!
ドラゴンボールのポルンガというキャラクターのフィギュアですね。
3ヶ月で22個も売れているので出品対象にしても問題ないです!
さて、価格を調べるときは対象商品のタイトルで検索します。
今回は「Ichiban Kuji Porunga last」と検索します
※検索するキーワードは短く絞ることがコツです
また、出品中の商品を見るときもSoldと同じようにフィルターをかけましょう。
次に「Listing price」をクリックして安い順で並び替えます
今回は300ドルが最安値です!
一番上に出てくる290ドルが最安値に見えますが、送料が46ドル追加されているので、実際は最安値ではありません。
そして5番目までの価格は308ドルになります
最安値が300ドルなので、1ドル下げた299ドルで出品するとしてざっくり利益計算していきます
※仮に最安値で出品できなくても、5番目以内に入る事ができれば出品OKとします!
仕入れ価格を見て価格差を取れるか調べる
次に本当に最安値で出品できるかどうか、仕入れ価格をリサーチします
仕入れ価格を調べるのにはメルカリ、ヤフオク、フリプラを使います
ラクマ・ペイペイフリマ・Amazon・楽天・Yahooショッピングなどに対応しています。
さて、実際に検索するコツは下記の通りです。
-
- ebayの画像やタイトルから商品名がわかれば、それを検索して商品を探します。
なるべくキーワードを短くして検索すると正確に見つかりやすいです!
完全に絞るというよりは、沢山商品が出てきた中から該当する商品を見ていくイメージで探しましょう。
- 商品名が分からなければ『Googleの画像検索』やちょっとした画像のヒントをもとに探しましょう!
今回はebayのタイトルにある
Porunga:ポルンガ
Ichiban Kuji:一番くじ
この2つを使って「ポルンガ 一番くじ」とメルカリで検索します。
販売状態は「販売中」を選択しましょう!
メルカリで検索するときのコツとして、
「おすすめ順」で並び替えると探している商品が見つかる&価格帯がわかりやすいです。
おすすめ順で並び替えたところ、ポルンガのフィギュアは23000円前後で売られていそうですね。
ここから更に見つけやすくするために、価格帯を絞ります。
23000円よりも安く売られているかもしれないので、22000円を最低価格に設定します。
さらに並びは安い順に指定します。
そして出てきた結果がこちら↓
25000円までの間で4つ見つかりました。
さて、この中から利益計算する価格を決めていきます。
在庫が複数ある場合、多くの人が出品している価格かつ、安い価格を把握する事が大事です。
今回のポルンガのフィギュアで見ると
最安値:23000円
複数出品されている価格帯:23000円~24888円 →仕入れ価格は24000円で計算する
23000円が最安値だったとしても、1つしか販売されていなければ売り切れるリスクが高いです。
しかし、24000円近くで2つ以上の出品者がいる場合、売り切れになるリスクは低いですよね。
この場合、原価を24000円で設定すると売り切れても利益を出す価格で出品できます。
「在庫が1つしかない場合は?」
在庫が1つしかないのでその価格で自動的に決定です。
売り切れても良いようにこちらで在庫管理をするのでそのままシートに記入をお願いします!
ただし、在庫が1つしかない商品は、判別するために商品名の所を太字でお願いいたします。
利益計算シートで計算
仕入れ価格を決めたら、利益計算シートを使って出品価格を決めていきます
利益計算時の共通するルールとして、利益率は10%以上(8%までは許容範囲です)
利益計算シートの使い方
使い方はとてもシンプルです。
青色のセルが入力していただく箇所になっています。
オレンジ色のセルは入力不要なので触らないでください。
②出品日:出品した日(出品者が記入するので記入なし)
③item ID:出品後に出てくるID(出品者が記入するので記入なし)
④商品名:商品名を日本語で簡単に記載
⑤ebay:出品者が出品の参考にするページ
⑥画像仕入先:出品時に使用する画像の引用ページ
⑦仕入先:実際に仕入れる時のページ(1点物の場合6と同じになります)
⑧KW:仕入先を検索した時のキーワード
⑨販売価格:販売価格を確認できます
⑩利益率:ここを調整して販売価格を調整します
(プルダウンで選択できますが、直接入力していただいても大丈夫です)
⑪利益:利益額を確認できます
⑫仕入れ価格:想定仕入れ価格
⑬発送方法:FedExで固定
⑭重量:容積重量を調べて500g単位で記入(数値の記入だけで大丈夫です)
記入例:300gの場合→500g、501gの場合→1000g
⑮容積重量計算:長さ、幅、高さを入力して容積重量を計算します
参考にしたebayの商品URLをスプレッドシートにコピペ
出品作業で参考にするため、ebayの出品ページは必ずシートにコピペしておきましょう
シートのebayというセルの部分にコピペします
今回は↓のURLをコピペしました

画像仕入先について
画像仕入先には出品時に使用する画像をもってくるサイトのURLを貼り付けます。
この作業を先に行うことで出品時に画像を探す手間がなくなるので、効率よく作業ができます。
新品と中古品を出品する場合で方法が異なるので分けて解説します。
新品の場合
新品の場合、画像元の商品ページを探すときは、価格は気にせず、「条件を満たす画像かどうか」だけを考えて探してみてください。
なぜなら新品であれば状態は全て同じなので、どの画像を使っても問題がないからです。
条件は次の3つです。
画像が3枚以上(少なくとも2枚は欲しいです)
多ければ多いほど良いです
商品がはっきり写っている
写真がぼやけている写真だと状態がはっきり分からないので、はっきり写っている写真を選びましょう
他の出品者とかぶっていないか
テラピークの出品ページを見て調べます(見るのは1ページ目までで大丈夫です)
同じ写真の商品が2つあると購入者からすると変に思われますので、他の方と被ることは極力避けたいです。
ただし、新品で楽天やAmazonにしか売られていない場合は上記の条件を気にしなくて大丈夫です!
今回のポルンガの例で調べてみると下記のサイトの画像が良さそうです!
もし条件を満たす画像がなければ、できるだけキレイに写っている写真を使ってください。
また、新品の場合は販売中以外にも売切れの商品からも探すと見つかりやすいですよ!
中古品の場合
新品の商品だとどの商品を仕入れることになっても状態が同じになりますが、
中古の場合は全く同じ状態の商品はないですよね?
必ず出品に使用した商品画像と同じ商品を仕入れる必要があります。
なので、中古商品の場合は下記の条件を必ず守ってください。
1.実際に仕入れる予定の商品の画像を使う
→中古商品の場合、同じ状態の商品は存在しないため
2.まだebayで使われていない画像を使用する
→同じ画像を使うと売れる確率が下がるため
1と2を満たした画像を使用しましょう!
商品写真は購入する方にとって一番気にするところですので、少し手間ですがこのような条件でリサーチをお願い致します。
発送方法と重量について
商品の重量は、商品の大きさで計算する「容積重量」で計算します。
容積重量は、長さ、幅、高さで計算できます。
グーグルで「商品サイズ」を調べて計算シートの上部にある計算式に入れて計算しましょう(梱包時のサイズを算出するためにサイズが全て+2cmで計算されるようになっています)
そして入力する単位は「500g」単位です。
400g→500g
501g→1000g
といった具合になります。
また、サイズがわからない場合については
小さい商品は2000g
少し大きければ5000g
このぐらいの基準で大丈夫です!
ただし、パックに入るようなサイズの商品であれば計算は実重量が適用されるので、実際の重量を入れていきます。
パックの場合も500g単位で入力しましょう
250gの場合→500g
520gの場合→1000g
販売価格の決定
今回のポルンガの販売価格を計算していきます。
重さ:2000g
になりました。
こうして出た販売金額は304ドル。
5番目までの価格は308ドルなので、余裕で5番目までに入るので出品可能です!
ここまでで1セットになります!
基本的には同じ流れを繰り返すだけなので、どんどん量をこなして慣れていきましょう。
慣れれば1個3~5分程度で見つかるようになります!
↓出品もする方向け↓
出品候補の商品が見つかったら次は出品をしていきましょう。
出品マニュアルはこちら↓
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